分かりやすい4進法の引出

職人

岩原 宏志岩原 宏志
品番 RF-61
創作年月
サイズ
(本体)
79×87×75mm
サイズ
(収納部分)
17×44×70mm
材料 ウォールナット、ウェンジ、パドゥク、メープル、アクリル板

2018年の「からくりパズルを楽しむ会」に向けて製作された作品です。
「2進法や3進法などの作品を出来るだけ理解しやすい形で作れないか?」そんな思いから作られた作品群です。
分に楽しめる最少の数として「引出」は3つ、窓から見える仕掛はたった2枚です。それぞれ、2進法や3進法などの仕組みを解くと下部の引出を開ける事が出来ます。RF-38「カノン・チェスト」に用いた仕掛の一部を一般作品化しました。

これは4進法の仕組みを持つ引出です。回数は32回です(最後のふたを取る1回を除く)。左端の「引出」だけが開いた状態を作ればゴールです。
の1枚に、RF-28「1536回の箱」の説明で書いた「くし型の溝」があります。一見ショートカットが出来てしまいそうな形の溝ですが、動かしてみると実にうまく機能します。その不思議さを体感して下さい。

岩原 宏志の他の作品