分かりやすい3進法の引出

職人

岩原 宏志岩原 宏志
品番 RF-60
創作年月
サイズ
(本体)
79 x 87 x 75mm
サイズ
(収納部分)
17 x 44 x 70mm
材料 ウォールナット、ウェンジ、パドゥク、メープル、アクリル板

2018年の「からくりパズルを楽しむ会」に向けて製作された作品です。
「2進法や3進法などの作品を出来るだけ理解しやすい形で作れないか?」そんな思いから作られた作品群です。
仕掛が十分に楽しめる最少の数として「引出」は3つ、窓から見える仕掛はたった2枚です。それぞれ、2進法や3進法などの仕組みを解くと下部の引出を開ける事が出来ます。RF-38「カノン・チェスト」に用いた仕掛の一部を一般作品化しました。

これは3進法の仕組みを持つ引出です。回数は18回です(最後のふたを取る1回を除く)。3つの「引出」全てが開いた状態を作ればゴールです。
RF-4「3進法の箱」は、面が6つある為に回数が多いですが、スペックに対してはその3分の2しか使っていません。一方でこの作品はその機能を100%生かしており、少ない「引出」で最大限の回数を実現しています。

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