1536回の箱

職人

岩原 宏志岩原 宏志
品番 RF-28
創作年月
サイズ
(本体)
188×188×188mm
サイズ
(収納部分)
*****
材料 朱理桜、パドゥク、メープル、ゼブラウッド、欅、ステンレス

「4進法」の動きの作品です。1536回かかります。
「3進法の箱」から約10年の期間を経て、2010年の国際パズル会議を機に開発されました。
「3進法の箱」は2進法の「U」字型の溝を「S」字型に変えることで作られました。よって作者は、同様に「S」字型の溝を延長して「M」字型の溝を作れば「4進法の箱」が出来るだろうと、何となく想像していました。しかし実際には、「M」字型の溝と、「櫛(くし)」のような形の溝の、2種類の溝が必要でした。
ここで「U」字型、「S」字型、「M」字型といった1本道の溝を「蛇型の溝」、「櫛」のような形の溝を「櫛型の溝」と呼ぶこととします。ここまでの開発から、まだ見ぬ「5進法の箱」以降についても、「偶数進法の箱」は「蛇型の溝」と「櫛型の溝」の両方で、「奇数進法の箱」は「蛇型の溝」だけで構成されると予想しています。

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