田中 一幸
Kazuyuki Tanaka

世界最小の独楽を作る、ろくろの名人!

定時制高校に通いながら親の代からのろくろ細工を受け継ぎ、現在まで続けている。
からくりの面白さや複雑な細工に魅せられ、ろくろ細工によって新しいからくりを作りたいと、研究会に参加。
日本最小、直径わずか3.8ミリの「箱根開運花独楽」、ロシアのマトリョーシカのルーツとなった「七福神」や「十二卵」など、箱根・小田原地域伝統の挽物細工の木工工芸品を製作。
また、入れ子細工「三十六卵」は神奈川県立歴史博物館に所蔵されている。

プロフィール

1933年 神奈川県箱根町に生まれる
1950年 ろくろ細工を始める
1990年 デザインコンクールで受賞
2000年 からくり創作研究会に参加

代表作品