からくり創作研究会とは

からくり創作研究会のあゆみ

江戸末期より箱根が観光地として発展する中で、様々なアイデアをこらした「お土産」が作られてきました。その結果、多くの職人達の中に分業化された形で、高度の木工技術・アイデアが蓄積されてきました。
特に組木・秘密箱は、その造形だけではなくパズル的要素を含んでいることから、広く人々の人気を集めることとなり現在に至ります。こうしたパズル的な「からくり」の生産地としての箱根小田原地方は世界に類を見ません。
このような伝統技術・歴史的財産を基礎にして、さらに楽しくて品質の高い「からくり箱」の創作を目指し、1999年5月、小田原・箱根地域の職人が集い「からくり創作研究会」が発足しました。

また、からくり創作研究会の職人が製作したからくり箱、及び会として企画・開発したからくり箱の販売・宣伝活動を担う企業として、有限会社からくり企画を設立しました。

からくり創作研究会は、各地で展示会を開催したり、イベントを行なっています。

これまでの主な活動

2000年 松屋銀座にて新作発表会開催
2003年 名古屋市科学博物館にて、「手で考える!?木組みからくり展」開催
2005年 からくり創作研究会のファンクラブである「からくりクラブ」スタート
2006年 松屋銀座にて新作発表会開催(以降毎年開催)
2008年 第1回からくりパズルフェスタ 開催協力 (以降毎年開催協力。2019年からは主催)
2010年 国際パズル会議 開催協力
2011年 からくりパズルを楽しむ会 開催協力 (以降毎年開催協力。2019年からは主催)
2013年 関所からくり美術館開館

私たちはこの他にもたくさんの展示会やイベントを開催しています。
詳しくは、インスタグラム等でご覧ください。