記憶の引出

職人

岩原 宏志岩原 宏志
品番 RF-13
創作年月
サイズ
(本体)
209×181×104mm
サイズ
(収納部分)
*****
材料 ウォールナット、メープル、シルキーオーク、真樺、ローズウッド、アクリル板

5の階乗=120パターンの動きを記憶する特殊な引出です。
体積の半分以上を占める台輪には30枚の仕掛の板がぎっしりと詰まっており、引出の開け閉めと共に縦横にその配置を変えます。
直前の「引出を閉める」動きを自動的に記憶し、次の「引出を開ける」動きの順番を変化させます。
理論的には6種類25枚の仕掛の板が必要ですが、実際には3種類30枚を用いています。
「三進法の箱」に続く本格的な“からくり尽くし“の作品です。
作者が「からくり細工」を始めて以来、最も作りたいと願い続けてきた作品です。  

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