調子の悪いラジオ

職人

亀井 明夫亀井 明夫
品番 P-17-3
創作年月
サイズ
(本体)
230 × 150 × 132 mm
サイズ
(収納部分)
96 × 88 × 106 mm / 42 × 76 × 106 mm(2箇所)
材料 チーク、ローズウッド、メープル

ラジオに限らず、昔の品物はより人間的で、個性が強く、自己主張が強烈だったようです。その分ちょっと調子が悪くなると、直すために悪戦苦闘させられました。それでも直れば良いのですが、直らないと頭に来て蹴とばしたりして…。すると突然直ったりして…。なんとわがままで愛らしいヤツだったことでしょう。そんな想いをからくり箱で表現してみました。
真空管を使ったラジオを扱った経験のある年配の方ほど、答えがすぐにわかる、という世代間ギャップも感じられる作品です。

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