いわはら ひろし 岩原 宏志 |
私の親方である亀井明夫氏の作品の一つに、CUBIという作品があります。二進法(BINARY)の動きをする立方体(CUBE)の箱です。「ややこしい」からくりの頂点のような作品ですが、私はこの箱に感動し、「CUBIのような作品を作りたい」と思い、からくりの世界に入りました。複雑な機構とシンプルな表現がうまく組み合わされた時、そこに、機能を重視するが故の美しさというものが生まれると思います。私は、こんな作品を目指します。 |
作品紹介(非売品含む)
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作品 | 品番 | 備考 |
水瓶座の箱(小) |
RF-66 |
2019年からくりクラブのクリスマスプレゼントとして製作されました。 「水瓶座の引出」(RF-55)の応用作品です。 6つの面を3面ずつに分けて、それぞれに「水瓶座」の動きが作られています。 収納は2つです。連動する面の数を少な目の3面とすることで、適度な難しさを目指しました。 各収納ともに、基本的な連動の動きは13手です。 しかし、2つ目の収納は、初めは一手も動きません。 ある「橋渡し」の動きを見つけて下さい。 創作年月 :2019年11月 サイズ(本体) :82×82×82 mm サイズ(収納部分):***** 材料 :いちい、モビンギ、パドゥク |
水瓶座の引出2 |
RF-65 |
2019年の「からくりパズルを楽しむ会」に向けて製作された作品です。 「水瓶座の引出」の発展版です。5段階に動く5本の仕掛が絡み合って動きます。5手目と241手目で各引出が開きます。5進法の溝を短くした(3進法の溝の両端に曲がり角を追加した)迷路が使われています。回数は「3の5乗引く2」で計算されます。5乗は仕掛が5つだからです。6連では727回、7連では2185回となる筈です。実験はしていません。悪しからず。ちなみに最初の「水瓶座の引出」の計算式は「2×2の5乗引く3」です。 創作年月 :2019年03月 サイズ(本体) :135×180×76 mm サイズ(収納部分):27×33×23 mm 材料 :ウェンジ、メープル、金属ピン |
ロールダンスドロアー |
RF-64 |
「わ」をテーマとする展示会に向けて製作された作品です。 白い層が2つありますが、それらは「輪」の構造をしています。これらの輪をうまく動かすことで引出を開けて下さい。各輪の位置によって8つの配置があり、通るルートによって動きが変わります。幾つかのルートで開けることが出来ますが、最短の手数で開ける時、2つの輪はある有名なダンスの様な動きをします。RF-16「ふたをされた煙突」の発展版として構想されました。 創作年月 :2019年03月 サイズ(本体) :117×117×87mm サイズ(収納部分):80.5×80.5×24 mm 材料 :パドゥク、メープル、欅、朴 |
5本の樹のある箱 |
RF-63 |
2018年のクリスマスプレゼントとして製作された作品です。 各面を動かす事が出来ますが、1枚だけある「樹」の無い面がゴールです。順番に動かすと最後まで開きそうになりますが、もちろん簡単には開きません。2005年の「樹のある箱」、2010年の「樹のある家」に続く「重力」を利用した作品です。これらの作品を知っている方には、遊びやすい作品とも言えるのでは? 創作年月 :2018年11月 サイズ(本体) :83 x 83 x 83mm サイズ(収納部分):40 x 40 x 43 mm 材料 :朴、モビンギ、アクリル板 |
分かりやすい5進法の引出 |
RF-62 |
2018年の「からくりパズルを楽しむ会」に向けて製作された作品です。 「2進法や3進法などの作品を出来るだけ理解しやすい形で作れないか?」そんな思いから作られた作品群です。仕掛が十分に楽しめる最少の数として「引出」は3つ、窓から見える仕掛はたった2枚です。それぞれ、2進法や3進法などの仕組みを解くと下部の引出を開ける事が出来ます。RF-38「カノン・チェスト」に用いた仕掛の一部を一般作品化しました。 これは5進法の仕組みを持つ引出です。回数は50回です(最後のふたを取る1回を除く)。 3つの「引出」全てが開いた状態を作ればゴールです。たった2枚の仕掛に対して、 回数が随分多くなりました。さすがにこの回数になると、それなりに手間取るでしょうか?回数の計算式は「2×5×5=50」です。さて、他の作品の計算式はどうなるでしょう? 創作年月 :2018年8月 サイズ(本体) :79 x 87 x 75mm サイズ(収納部分):17 x 44 x 70 mm 材料 :ウォールナット、ウェンジ、パドゥク、メープル、アクリル板 |
分かりやすい4進法の引出 |
RF-61 |
2018年の「からくりパズルを楽しむ会」に向けて製作された作品です。 「2進法や3進法などの作品を出来るだけ理解しやすい形で作れないか?」そんな思いから作られた作品群です。仕掛が十分に楽しめる最少の数として「引出」は3つ、窓から見える仕掛はたった2枚です。それぞれ、2進法や3進法などの仕組みを解くと下部の引出を開ける事が出来ます。RF-38「カノン・チェスト」に用いた仕掛の一部を一般作品化しました。 これは4進法の仕組みを持つ引出です。回数は32回です(最後のふたを取る1回を除く)。 左端の「引出」だけが開いた状態を作ればゴールです。透明な板の1枚に、RF-28「1536回の箱」の説明で書いた「くし型の溝」があります。一見ショートカットが出来てしまいそうな形の溝ですが、動かしてみると実にうまく機能します。その不思議さを体感して下さい。 創作年月 :2018年8月 サイズ(本体) :79 x 87 x 75mm サイズ(収納部分):17 x 44 x 70 mm 材料 :ウォールナット、ウェンジ、パドゥク、メープル、アクリル板 |
分かりやすい3進法の引出 |
RF-60 |
2018年の「からくりパズルを楽しむ会」に向けて製作された作品です。 「2進法や3進法などの作品を出来るだけ理解しやすい形で作れないか?」そんな思いから作られた作品群です。仕掛が十分に楽しめる最少の数として「引出」は3つ、窓から見える仕掛はたった2枚です。それぞれ、2進法や3進法などの仕組みを解くと下部の引出を開ける事が出来ます。RF-38「カノン・チェスト」に用いた仕掛の一部を一般作品化しました。 これは3進法の仕組みを持つ引出です。回数は18回です(最後のふたを取る1回を除く)。 3つの「引出」全てが開いた状態を作ればゴールです。RF-4「3進法の箱」は、面が6つある為に回数が多いですが、スペックに対してはその3分の2しか使っていません。一方でこの作品はその機能を100%生かしており、少ない「引出」で最大限の回数を実現しています。 創作年月 :2018年8月 サイズ(本体) :79 x 87 x 75mm サイズ(収納部分):17 x 44 x 70 mm 材料 :ウォールナット、ウェンジ、パドゥク、メープル、アクリル板 |
分かりやすい2進法の引出 |
RF-59 |
2018年の「からくりパズルを楽しむ会」に向けて製作された作品です。 「2進法や3進法などの作品を出来るだけ理解しやすい形で作れないか?」そんな思いから作られた作品群です。仕掛が十分に楽しめる最少の数として「引出」は3つ、窓から見える仕掛はたった2枚です。それぞれ、2進法や3進法などの仕組みを解くと下部の引出を開ける事が出来ます。RF-38「カノン・チェスト」に用いた仕掛の一部を一般作品化しました。 これは2進法の仕組みを持つ引出です。回数は8回です(最後のふたを取る1回を除く)。 左端の「引出」だけが開いた状態を作ればゴールです。2進法の作品をこれ以上理解しやすく作るのは難しいかも知れません。窓を見ながら操作すると、2進法の動きが手に取るように分かるはず! 創作年月 :2018年8月 サイズ(本体) :79 x 87 x 75mm サイズ(収納部分):17 x 44 x 70 mm 材料 :ウォールナット、ウェンジ、パドゥク、メープル、アクリル板 |
飛び石の引出 |
RF-58 |
「旅」をテーマとする展示会に向けて製作された作品です。 全ての寄木がからくりに使われています。引出を開ければゴールです。寄木は立方体を斜め上から見た姿を模しており、その形とお互いの位 置関係がヒントです。見た目とからくりをバーチャルなイメージでリンクさせました。作品名は「裏秘密箱2」(RF-8)の寄木「飛び石」から。デザイン上、仕掛に寄木を用いましたが、寄木を「島」 に見立てて仕掛を動かせば、観光名所・松島の島巡りを思い出して頂けるかも知れません。 創作年月 :2018年3月 サイズ(本体) :160×170×66 mm サイズ(収納部分):120×110×30 mm 材料 :ウォールナット、朴、パドゥク、けやき、他 |
もう一つの水瓶座の引出(水瓶座の引出2) |
RF-57 |
2017年のクリスマスプレゼントとして製作された作品です。前年のクリスマスプレゼント(RF-49「お手玉の引出3(猫の鈴)」)は、解くのがかなり難しくなった感がありましたので、もう少し易しい(?)アイデアを用いました。引出は前後2つのスペースに分かれており、奥の部分が開きません。上の仕掛と引出を動かすと、ヒントが見つかるかも知れません。RF-55「水瓶座の引出」とは異なる仕掛を用いていますが、敢えて同じ名前を用いました。ヒントになるでしょうか? 創作年月 :2017年11月 サイズ :72×129×60 mm 材料 :ケンポナシ、パドゥク、朴、ウェンジ、けやき |
二宮寄木秘密箱 |
RF-56 |
二宮の技法と品質で秘密箱を作る。これを目標に、20年目で初めて秘密箱を作りました。途中幾度となく二宮に技術的な質問をしました。 二宮の作りは、恐らく継いでいるのは二宮だけであろう手鉋を多用する古典的な技法が基本で、これに独自の工夫が加えられています。 鉋の切れ味を上げる事から始まり、製作に三カ月ほどかかりました。 二宮が「伝承造」と呼ぶ「かんぬき」を隠す手法も再現し、塗装も手塗りです。寄木は二宮の提供、サイズは5寸、手数は7回です。 普通の秘密箱を作るなら、今回のほどの苦労はしなかったでしょう。 創作年月 :2017年9月 サイズ :95×150×60 mm 材料 :桂、朴、神代桂、他 |
水瓶座の引出(5連) |
RF-55 |
「物語」をテーマとする展示会に向けて制作された作品です。 水瓶座のマークがモチーフです。4段階に動く5本の仕掛が絡み合って動く様 子は、規則的にも変則的にも見えます。5手目と61手目で各引出が開きます。 4進法の溝を短くした迷路が使われています。上から見て重なる位置関係にある仕掛同士のみが影響し合う為、更なる連結も可能です。2014年にアメリカのパズル職人、ケーゲン・サウンドを訪れた際の作品談義から生まれたアイデアを用いています。あなたの水瓶座の物語は悲運?幸運? 創作年月 :2017年3月 サイズ :132×176×72 mm 材料 :ブビンガ、ケヤキ、金属ピン |
<連動型シリーズ> |
RF-50〜 RF-54, RF-39-2 |
金平糖の箱(RF-39) を体系的に発展させました。 共通の構造に異なる迷路を組み込みました。天板が側面4枚と連動します。底板が蓋で側面4枚の開閉の組み合わせで開きます。側面4枚は隣り同士で影響し合います。動きは開閉の2段階、対面は無関係、天板と側板のみが連動するという条件で設計の可能性を探ると、これらの作品に行き着きました。 創作年月 :2017年1月 サイズ :82×82×82 mm(寄木を除く) 材料 :朴、セン、金属ピン |
連動型(基本) |
RF-54 |
連動型の作品群で最も基本的な動きをします。初めて挑戦する方にお勧めです。側面4枚を順番に一周するように開ければゴールですが、もちろん天板が連動しますので、簡単とは言えないでしょう。十分にその醍醐味を味わうことが出来るはずです。総手数は13手、側面の動きを抽出すると4手です。作者の分類を敢えてすれば「直線型」でしょうか。 創作年月 :2017年1月 サイズ :82×82×82 mm(寄木を除く) 材料 :朴、セン、金属ピン |
連動型(優美) |
RF-39-2 |
比較的高度と言えるであろう「連動型」の作品群の中で、最も美しい動きをする作品と言える気がします。総手数は21手、側面の動きを抽出すると7手です。作者の分類では「折り返し型」の一種で、解く道筋が1回折り返します。その動きは、作者個人としては「虹」をイメージしていました。2014年のクリスマスプレゼントに用いられた仕組みです。 創作年月 :2017年1月 サイズ :82×82×82 mm(寄木を除く) 材料 :朴、セン、金属ピン |
連動型(分岐型・上級) |
RF-53 |
作者の分類では「分岐型」の一種で、解く道筋が分岐します。「分岐型」の上級版で、3番目に手数の多い作品です。総手数は23手、側面の動きを抽出すると9手です。タイミングと言うか、位相がずれたような動きをし、そのことが複雑さを醸し出します。「分岐型」の上級版が設計可能だという事は作者にとっても驚きでした。 創作年月 :2017年1月 サイズ :82×82×82 mm(寄木を除く) 材料 :朴、セン、金属ピン |
連動型(分岐型・標準) |
RF-52 |
作者の分類では「分岐型」の一種で、解く道筋が分岐します。シンメトリーな動きをします。「分岐型」としては標準的な動きの作品ですが、高度な「裏技」が可能なことが分かりました。総手数は21手(通常)、側面の動きを抽出すると7手です。「裏技」に成功すると総手数が17手まで減ります。かえって大変かも知れませんが…。「裏技」発見に心がときめいたのは、作者がファミコン世代だからでしょうか。 創作年月 :2017年1月 サイズ :82×82×82 mm(寄木を除く) 材料 :朴、セン、金属ピン |
連動型(準・最高回数、with迷い路) |
RF-51 |
この作品群で唯一ダミーの動きがある作品です。ダミーの動きは設計上の必然から組み込まれました。最初は迷い路としてのみ機能しますが、後にこの板が活躍することで、この作品が単独2位の手数となりました。総手数は25手、側面の動きを抽出すると10手です。作者の分類では「折り返し型」の一種で、解く道筋が3回折り返します。 創作年月 :2017年1月 サイズ :82×82×82 mm(寄木を除く) 材料 :朴、セン、金属ピン |
連動型(最高回数) |
RF-50 |
恐らく最多手数の設計です。総手数は31手、側面の動きを抽出すると11手です。作者の分類では「折り返し型」の一種で、解く道筋が3回折り返します。今後、これを越える手数のデザインは見つかるのでしょうか!? 創作年月 :2017年1月 サイズ :82×82×82 mm(寄木を除く) 材料 :朴、セン、金属ピン |
お手玉の引出3(猫の鈴) |
RF-49 |
2016年のクリスマスプレゼントとして製作された作品です。 「お手玉の引出」の発展版、第3作目として設計されました。引出の奥のスペースが出て くればゴールです。動く板の数はシリーズ最少の1枚ですが最も難しい作品と なった気がします。ダイヤルを回せば開くのですが、表面の「猫の鈴」のような (?)ダイヤルは動きません。指先にバネの抵抗を感じ取りながら、引出と赤い 板の動きを上手に組み合わせて開けて下さい。 創作年月 :2016年11月 サイズ :78×132×66mm 材料 :ウォールナット、メープル、パドゥク、朴、他、ねじりバネ |
とんがり屋根 |
RF-48 |
家・建物をモチーフに、宝物を入れて飾って置きたくなる様なからくりを目指して「ハウス・コレクション」シリーズの開発が始まりました。仕掛は形の中にからくりが隠れている「かくれからくり」を基本とし、からくりの新しい方向性を提案します。またこれらの作品の開発においては、小田原の木製品のお店「TAKUMI館」がイメージされています。 ハウス・コレクションの第6作です。からくり作品は、設計が出来ても、開けるのがどのくらいの難しさの作品となったのか、どうにも判断できない、という場合があります。仕掛の微妙な動きのかたさがどう影響するのか、遊び手がどんな持ち方をするのか…。結局、形にして遊んでもらうまで分からないのです。この作品は、そんな作品の一つのようです。 創作年月 :2016年9月 サイズ :60×78×90mm 材料 :メープル、パドゥク、朴、別珍 |
四色宮殿
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RF-47 |
家・建物をモチーフに、宝物を入れて飾って置きたくなる様なからくりを目指して「ハウス・コレクション」シリーズの開発が始まりました。仕掛は形の中にからくりが隠れている「かくれからくり」を基本とし、からくりの新しい方向性を提案します。またこれらの作品の開発においては、小田原の木製品のお店「TAKUMI館」がイメージされています。 ハウス・コレクションの第5作です。飾って置く時に、窓の色を四色から選択出来る作品です。色を変えるにはからくりを開ける必要があるわけですが…。この作品の発想の大元には、家型のキャンドルライトがありました。窓から灯りが漏れるあの雰囲気を、ライトを使わずに、木製のからくりで表現できないものだろうか…?この作品の開発は、悩ましくもワクワクするものでもありました。 創作年月 :2016年8月 サイズ :82×82×72mm 材料 :メープル、カリン、ウェンジ、欅、朴、別珍 |
新築の家 |
RF-46 |
家・建物をモチーフに、宝物を入れて飾って置きたくなる様なからくりを目指して「ハウス・コレクション」シリーズの開発が始まりました。仕掛は形の中にからくりが隠れている「かくれからくり」を基本とし、からくりの新しい方向性を提案します。またこれらの作品の開発においては、小田原の木製品のお店「TAKUMI館」がイメージされています。 ハウス・コレクションの第4作です。新築のデザイン住宅をイメージした作品です。からくりがその形に隠れるように設計されました。手に取ると開けるのは難しくはないはずですが、見た目からはどこが開くのか想像しにくいはずです。初回の製作では想定の2倍の製作時間がかかってしまい、次回の製作では一部変更が必要になりそうです。 創作年月 :2016年8月 サイズ :75×70×72mm 材料 :メープル、ウォールナット、ウェンジ、別珍 |
あれ?ってしてる家 |
RF-45 |
家・建物をモチーフに、宝物を入れて飾って置きたくなる様なからくりを目指して「ハウス・コレクション」シリーズの開発が始まりました。仕掛は形の中にからくりが隠れている「かくれからくり」を基本とし、からくりの新しい方向性を提案します。またこれらの作品の開発においては、小田原の木製品のお店「TAKUMI館」がイメージされています。 ハウス・コレクションの第3作です。家が「あれ?」っと首をかしげているような形をしています。中には引出があり、もちろんこれには普段は鍵がかかっています。この引出は、あるとても普通な操作をすることで開けることが出来ます。仕掛は過去に使われているものですが、比較的高度なもので、その高度な仕掛を気軽に楽しめる作品となっています。 創作年月 :2016年7月 サイズ :60×80×70mm 材料 :メープル、別珍 |
風車
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RF-44 |
家・建物をモチーフに、宝物を入れて飾って置きたくなる様なからくりを目指して「ハウス・コレクション」シリーズの開発が始まりました。仕掛は形の中にからくりが隠れている「かくれからくり」を基本とし、からくりの新しい方向性を提案します。またこれらの作品の開発においては、小田原の木製品のお店「TAKUMI館」がイメージされています。 ハウス・コレクションの第2作です。この作品のからくりは、結果としてシリーズの中で最もシンプルなものとなりそうです。シリーズ全体が小さ目のサイズの作品たちですが、少しでも物が入るようにこの形となりました。初回の製作を終えた現在、次回はよりシャープな外観で作ってみたいという気持ちも生まれています。 創作年月 :2016年7月 サイズ :68×68×70mm (高さは羽を除く) 材料 :ウォールナット、栓、パドゥク、別珍 |
教会 |
RF-43 |
家・建物をモチーフに、宝物を入れて飾って置きたくなる様なからくりを目指して「ハウス・コレクション」シリーズの開発が始まりました。仕掛は形の中にからくりが隠れている「かくれからくり」を基本とし、からくりの新しい方向性を提案します。またこれらの作品の開発においては、小田原の木製品のお店「TAKUMI館」がイメージされています。
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3進法の箱(小) |
RF-4-12 |
「3進法の箱」が手のひらサイズで製作されました。もちろん324回の手数がかかります。 |
一筆の星 |
RF-42 |
「遊星」をテーマとする展示会に向けて制作された作品です。 星形の各辺に沿った5つの仕掛を、全て正しい順番で動かした時にだけ中央の箱を開けられるようになります。寄木模様に順番のヒントが巧妙に隠されています。からくりの発展という意味で面白味のある作品となりました。一般に、特定の順番のみを解答とする作品の構造は高度なものとなりがちですが、この作品も例外ではありません。構造としては、亀井の「無題(M-13)」の仕掛を発展させたようなもの、と言えるかも知れません。
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お手玉の引出2 |
RF-41 |
2015年からくりクラブのクリスマスプレゼントとして製作されました。
2013年「お手玉の引出(RF-36)」の発展版として設計されました。引出の奥のスペースが出てくればゴールです。4枚の白い板を順番に動かせばいいのですが、もちろん、無条件にというわけではありません。引出の操作をうまく組み合わせて下さい。見えない仕掛を動かすのに、指先にスプリングの抵抗を感じるはずです。そのタイミングが手がかりになります。
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3進法の箱 |
RF-4-11 |
「3進法の箱」のリメイク版です。表面の板の1番と2番、3番と4番、5番と6番が、それぞれ反対側にあります。 創作年月 :2015年9月
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2次元の秘密箱 |
RF-40 |
「2」をテーマとする展示会に向けて制作された作品です。 普通の秘密箱は勿論3次元ですが、これを2次元で表現しました。ただ、中身も2次元にすると収納が無くなってしまいます。かと言って3次元では普通の秘密箱になってしまいます。そこで、2次元と3次元の間のような構造となりました。さて、これはどういう意味でしょう?その秘密は、開けた時に感じてもらえるでしょう。 創作年月 :2015年4月
材料 :槐、ケンポナシ、桂、他
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秘密基地 (レンガス) |
RF-18-13 |
秘密基地のリメイク版です。動きは同じです。 材料のみ変更しました。
創作年月 :2015年2月 材料 :楢、ウォールナット、桂神代、レンガス
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秘密基地 (WN) |
RF-18-12 |
秘密基地のリメイク版です。動きは同じです。 材料のみ変更しました。
創作年月 :2015年2月 材料 :楢、ウォールナット、桂神代
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秘密基地 (M) |
RF-18-11 |
秘密基地のリメイク版です。動きは同じです。 材料のみ変更しました。
創作年月 :2015年2月 材料 :楢、ウォールナット、桂神代、他
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金平糖の箱2 |
RF-39 |
2014年からくりクラブのクリスマスプレゼントとして製作されました。
2008年に作られた「金平糖の箱(RF-22)」の発展版としてデザインされました。「金平糖の箱」は2枚の板を特殊な方法で使うことで開けましたが、今回もこれと同じ手法を使います。ただ、前回よりも更にもうひと工夫必要です。いや、もうふた工夫でしょうか…?収納場所は一ケ所です。 創作年月 :2014年11月
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カノン・チェスト |
RF-38 |
特別注文に基づいて製作された作品です。記憶のシステム(RF-13)、その制御板、フルー管、風の制御箱(引出の開閉両方から同方向の風を作る箱)、ある旋律を鳴らすと鍵が開く引出、鍵の解除に2進法で8回かかる扉、3進法で18回の扉、4進法で32回の扉、5進法で50回の扉、というからくりが仕込まれています。2011年にパイプオルガンをパズルに応用したアメリカの職人Kagen
Soundの作品が注文・開発のきっかけとなっています。 創作年月 :2014年9月完成 (構想・設計は2012年〜) |
三進法の箱(小) |
RF-4-10 |
「三進法の箱」が手のひらサイズで製作されました。もちろん324回の手数がかかります。5ヶ国12名が参加する「薬剤師のパズルプロジェクト」への参加作品として製作されました。この企画にサイズ制限があったことから、小さい作品作りに挑戦しました。従来の「三進法の箱」では、やむを得ない部分を除いて基本的に木で製作されていますが、この作品では、強度上の問題から金属の割合が多くなりました。 創作年月 :2012年1月 |
アンティークラジオ |
RF-37-1 |
「レトロ」をテーマとする展示会に向けて製作されました。収納場所は、スピーカーの部分と、チューニングメーターの部分の2ヶ所です。3つのダイアルを使って鍵を解除して下さい。それぞれ開け方が違います。ラジオをよく観察して開け方を見つけて下さい。 創作年月 :2014年3月 |
アンティークラジオ |
RF-37-2 |
「レトロ」をテーマとする展示会に向けて製作されました。基本的にRF-37-1と同じ作品です。RF-37-1と比べて、スピーカーとチューニングメーターの位置を逆にしました。RF-37-1の製作と同時に2個のみ製作されました。 創作年月 :2014年3月 サイズ :160 x 126 x 88 mm 材料 :ウォールナット、朴、他 |
お手玉の引出
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RF-36 |
2013年からくりクラブのクリスマスプレゼントとして製作されました。 創作年月 :2013年11月 |
もう1つの2進法の引出 |
RF-35 |
2進法をこれまでとは別の形で利用した作品です。より原始的な手法かも知れません。閂を用いて引出を開けて下さい。3と8という数字にピンと来た方もいるかも知れません。各閂が2進法の「位」に対応し、閂の開閉が1、0に対応します。引出は順に0、1、2、…7(10進法)に対応します。「繰り上がり」がより“正確”に表現されています。同様の仕掛が3進法以降でも可能と思われますが、3進法でも18以上の引出が必要です…。 「ときめき」をテーマとする展示会に向けて制作された作品です。 創作年月 :2013年3月 |
中途半端な箱 |
RF-34 |
2012年からくりクラブのクリスマスプレゼントとして製作された作品です。 RF-22と同様に収納場所は2ケ所です。開けると中にそれぞれA、Bの印が付いています。Aの蓋は比較的易しく、Bの蓋は戸惑う筈です。Bを開けたらゴールです。印は閉める際の目印にもなっています。アイデアとしては以前から見られるものですが、6面全てが動く立方体の作品として、まとめてみました。 創作年月 :2012年12月 |
3進法の箱 (シルキーオーク) |
RF-4-7 |
「3進法の箱」のリメイク版です。表面の板の1番と2番、2番と3番、…5番と6番がそれぞれ隣り合っています。 創作年月 :2012年9月
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3進法の箱 (バーズアイメープル) |
RF-4-8 |
「3進法の箱」のリメイク版です。表面の板の1番と2番、2番と3番、…5番と6番がそれぞれ隣り合っています。 創作年月 :2012年9月
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3進法の箱 (寄木) |
RF-4-9 |
「3進法の箱」のリメイク版です。表面の板の1番と2番、2番と3番、…5番と6番がそれぞれ隣り合っています。 創作年月 :2012年9月
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波の箱(クレヨン付き) |
RF-33 |
「暮らし」をテーマとする展示会に向けて制作された作品です。 作品の上の面には17枚の板が組み込まれています。板はそれぞれ自由に動きます。引出を開けると、それに伴って17枚の板が面白い動きをします。作品の端に立ててある「クレヨン」は引出の鍵になっています。開け方は難しくはありません。「クレヨン」で、どんなイメージが描けるでしょうか? 創作年月 :2012年3月 |
樹のある箱 (けやき) |
RF-14-3 |
「樹のある箱」のリメイク版です。 表面の板の材料を変えて製作されました。側面の板をある法則に沿って動かすわけですが、慣れるまでは、幾分器用さが必要です。その為、動かし易さが必要ということで、側面の板の動きが少しゆるめに製作されました。 創作年月 :2012年2月
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樹のある箱 (チャンチン) |
RF-14-6 |
「樹のある箱」のリメイク版です。 動きは同じです。材料のみ変更しました。
創作年月 :2012年2月
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樹のある箱 (エンジュ) |
RF-14-7 |
「樹のある箱」のリメイク版です。 動きは同じです。材料のみ変更しました。
創作年月 :2012年2月
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秘密基地 (B) |
RF-18-8 |
秘密基地のリメイク版です。動きは同じです。 材料のみ変更しました。
創作年月 :2012年2月 材料 :楢、ウォールナット、桂神代、他 |
秘密基地 (R) |
RF-18-9 |
秘密基地のリメイク版です。動きは同じです。 材料のみ変更しました。 RF-18-10とは、寄木模様の配色が若干異なります。
創作年月 :2012年2月 材料 :楢、ウォールナット、桂神代、他 |
秘密基地 (Y) |
RF-18-10 |
秘密基地のリメイク版です。動きは同じです。 材料のみ変更しました。 RF-18-9とは、寄木模様の配色が若干異なります。
創作年月 :2012年2月 材料 :楢、ウォールナット、桂神代、他 |
秘密基地2 |
RF-32 |
2011年のクリスマスプレゼントとして製作された作品です。「秘密基地」(RF-18)の姉妹作品です。「秘密基地」の2ケ所目の収納場所は、ある変わった動きをさせて開けます。秘密基地2もこれと同様の動きをさせるのですが…、その前に、RF-18とは違った工夫が必要です。収納場所は1ケ所です。 創作年月 :2011年11月 サイズ:90×90×75mm |
横ずれ3段引出 (市松 白)
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RF-24-3 |
RF-24を再度作りました。前回と仕掛は同じです。横にずらすことで引出を開けます。仕掛が安定して作れることから、サイズを少し大きくしました。本体の材料を堅い木であるナラに変更した為、手に持つとしっかりした感じを受けます。引出の前板の模様も新しくして雰囲気を変えました。 創作年月 :2011年10月 |
横ずれ3段引出 (市松 黄)
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RF-24-4 |
RF-24を再度作りました。前回と仕掛は同じです。横にずらすことで引出を開けます。仕掛が安定して作れることから、サイズを少し大きくしました。本体の材料を堅い木であるナラに変更した為、手に持つとしっかりした感じを受けます。引出の前板の模様も新しくして雰囲気を変えました。 創作年月 :2011年10月
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薪 |
RF-31 |
「森」をテーマとする展示会に向けて制作された作品です。 暖炉などに用いる「薪」をイメージしてデザインされました。 仕掛は簡単です。ある場所を動かすと引出が出てきます。 「薪」というモチーフは、ある意味、挑戦でもありました。 使用する樹種は、制作中徐々に増えて10種類を越えました。 世界中の樹を使った、カラフルな「薪」となりました。
創作年月 :2011年4月 |
千代結び |
RF-30 |
幅のある帯や紙をうまく結ぶと、「千代結び」と呼ばれる結び目が出来ます。箸袋などで見られる縁起の良い結び方です。 この形の面白さから、以前より作者は、「いつかこの形の作品を作りたい」と思ってきました。 手数は19回で、動きが交差する面白い動きをします。 製作は、予想よりはるかに難しかったそうです。 ところで「千代結び」の結び目は五角形ですが、結び方を増やすと7角形も出来ます。からくり箱を作る予定はありませんが…。 創作年月 :2011年4月 |
秘密基地 (メープル(鳥眼杢)) |
RF-18-5 |
秘密基地のリメイク版です。動きは同じです。 中段のウォールナットの層について、湿度変化等の影響を受けて狂いが生じにくいよう、構造上の新しい工夫を行ないました。 また、天板中央のつまみのような部品について、答えを探る中で、逆さまに入れる方がいました。 これは、解答に直接の関係は無かったのですが、これをヒントに、ちょっとした「いたずら」として、少し関連性を持たせてみました。 創作年月 :2011年3月 メープル(鳥眼杢)
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秘密基地 (シルキーオーク) |
RF-18-6 |
秘密基地のリメイク版です。動きは同じです。 中段のウォールナットの層について、湿度変化等の影響を受けて狂いが生じにくいよう、構造上の新しい工夫を行ないました。 また、天板中央のつまみのような部品について、答えを探る中で、逆さまに入れる方がいました。 これは、解答に直接の関係は無かったのですが、これをヒントに、ちょっとした「いたずら」として、少し関連性を持たせてみました。 創作年月 :2011年3月 材料 :朱理桜、ナラ、かつら、ウォールナット、ローズウッド、 シルキーオーク
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秘密基地 (ゼブラウッド) |
RF-18-7 |
秘密基地のリメイク版です。動きは同じです。 中段のウォールナットの層について、湿度変化等の影響を受けて狂いが生じにくいよう、構造上の新しい工夫を行ないました。 また、天板中央のつまみのような部品について、答えを探る中で、逆さまに入れる方がいました。 これは、解答に直接の関係は無かったのですが、これをヒントに、ちょっとした「いたずら」として、少し関連性を持たせてみました。 創作年月 :2011年3月 材料 :朱理桜、ナラ、かつら、ウォールナット、ローズウッド、 ゼブラウッド
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樹のある箱 (ブビンガ) |
RF-14-4 |
「樹のある箱」のリメイク版です。表面の板の材料を変えて製作されました。側面の板をある法則に沿って動かすわけですが、慣れるまでは、幾分器用さが必要です。その為、動かし易さが必要ということで、側面の板の動きが少しゆるめに製作されました。 創作年月 :2011年1月
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樹のある箱 (シルキーオーク) |
RF-14-5 |
「樹のある箱」のリメイク版です。表面の板の材料を変えて製作されました。側面の板をある法則に沿って動かすわけですが、慣れるまでは、幾分器用さが必要です。その為、動かし易さが必要ということで、側面の板の動きが少しゆるめに製作されました。 創作年月 :2011年1月
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樹のある家 |
RF-29 |
2010年のクリスマスプレゼントとして製作された作品です。 「樹のある箱」という作品を覚えておられるでしょうか? 創作年月 :2010年11月 |
1536回の箱
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RF-28 |
「4進法」の動きの作品です。1536回かかります。「3進法の箱」から約10年の期間を経て、2010年の国際パズル会議を機に開発されました。 「3進法の箱」は2進法の「U」字型の溝を「S」字型に変えることで作られました。よって作者は、同様に「S」字型の溝を延長して「M」字型の溝を作れば「4進法の箱」が出来るだろうと、何となく想像していました。しかし実際には、「M」字型の溝と、「櫛(くし)」のような形の溝の、2種類の溝が必要でした。ここで「U」字型、「S」字型、「M」字型といった1本道の溝を「蛇型の溝」、「櫛」のような形の溝を「櫛型の溝」と呼ぶこととします。ここまでの開発から、まだ見ぬ「5進法の箱」以降についても、「偶数進法の箱」は「蛇型の溝」と「櫛型の溝」の両方で、「奇数進法の箱」は「蛇型の溝」だけで構成されると予想しています。 創作年月 : 2010年7月 |
裏秘密箱4
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RF-27 |
裏秘密箱シリーズの第4作です。裏秘密箱1〜3と同様に内部に2つのスペースがあります。2つ目のスペースを見つけて下さい。6回の手数がかかります。2010年に開かれたある国際的なパズルイベントに向けてデザインされましたが、同時に、からくりクラブ会員向けに、およそ10個のみ製作されました。
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裏秘密箱4 |
RF-27-2 |
RF-27と同じ構造の作品です。天板の材料を メープル(鳥眼杢)からゼブラウッドに変えて製作されました。 創作年月 :2010年7月 |
三色だんご |
RF-26 |
「三色だんご」が3本並んでいます。それぞれ、串に刺さっただんごの色の順番が異なっています。「三色だんご」は、それぞれ横に動かすことが出来ます。台の下部には3つの引出があり、どの引出も鍵がかかっています。引出の前板は、だんごの三色と同じ色をしています。さて、もうお気づきですね。「三色だんご」をうまく動かすことで、3つの引出を開けて下さい。構造上の理由から、引出が少し出てきた所で、前板が上に外れる仕組みとなっています。おっと。前板が外れても、入れ替えたりしないで下さいね. 創作年月 : 2009年12月 |
4方向引出 |
RF-25 |
2009年のクリスマスプレゼントとして製作された作品です。4つの引出がそれぞれ異なる4方向を向いています。一番下の引出はいつでも開きますが、他の3つには鍵がかかっています。引出をある方法で動かすと、順番に次の引出を開けて行くことが出来ます。同時に全ての引出が開いている状態が出来たらゴールです。この動きを作る為に「逆流防止」の仕掛が必要でした。隣り合う引出の間にだけ仕掛があることから、今回と同じ構造の引出を重ねる事で、5段、6段と段数を増やす事も可能です。RF-22「金平糖の箱」と似た構造を用いています。 創作年月 : 2009年
10月
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秘密基地(黄) |
RF-18-3 |
秘密基地のリメイク版です。表面に使われている材料のみが異なります。4枚の羽が1色の木で作られており、シンプルでスッキリとした作品となりました。 創作年月 : 2009年12月 |
秘密基地(朱) |
RF-18-4 |
秘密基地のリメイク版です。表面に使われている材料のみが異なります。4枚の羽が1色の木で作られており、シンプルでスッキリとした作品となりました。 創作年月 : 2009年12月 |
横ずれ3段引出(赤) |
RF-24-1 |
最初、引出は1つも開きませんが、3つある引出を横にずらすことができます。うまくずらすと鍵が解除されます。
RF-5「横ずれ4段抽斗」の開発から8年の歳月を経て、ようやくこれを製品化したものです。コストを抑える為に、引出を1つ減らして3段としました。一番上と一番下の引出の距離が小さくなる為、仕掛は比較的作り易くなりました。 創作年月 : 2009年5月 サイズ : 120×130×150 mm 材料 : キハダ、栗、真鍮、他 |
横ずれ3段引出(黒)
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RF-24-2 |
最初、引出は1つも開きませんが、3つある引出を横にずらすことができます。うまくずらすと鍵が解除されます。
RF-5「横ずれ4段抽斗」の開発から8年の歳月を経て、ようやくこれを製品化したものです。コストを抑える為に、引出を1つ減らして3段としました。一番上と一番下の引出の距離が小さくなる為、仕掛は比較的作り易くなりました。 創作年月 : 2009年5月 サイズ : 120×130×150 mm 材料 : キハダ、栗、真鍮、他 |
flower |
RF-23 |
「春」をテーマとする展示会に向けて制作された作品です。お花見などに持っていく重箱をイメージしています。天板のアクリル板の窓からは、ばらばらになった4枚の花びらが見えます。花びらに直接触ることは出来ません。一番下の段が土台で上の二段が蓋です。もちろん蓋には鍵がかかっています。土台をベースに、蓋は前後左右に動かすことが出来ます。蓋を動かすとそれに応じて花びらが動きます。蓋を開けるには、それらの花びらを動かして一つの「花」を作って下さい。つまり、全ての花びらを真ん中に集める必要があるのですが…? 創作年月 : 2009年 3月 サイズ : 102×102×76 mm 材料 : ウォールナット、メープル、真樺、もっこく、アクリル板 |
金平糖の箱 |
RF-22 |
2008年のクリスマスプレゼントとして製作された作品です。クリスマスプレゼントとしては、数年ぶりにメカニックな作品となりました。内部には2ヶ所収納場所があり、反対側にある2枚の板が蓋となっています。他の4枚の板をうまくスライドさせることによって、この2枚の蓋を開けて下さい。1枚目の蓋は簡単なはずです。さて、2枚目は? 創作年月 : 2009年 11月 サイズ : 86×86×86 mm 材料 : パドック、朱理桜 |
鉛筆立て |
RF-21 |
鉛筆立てとして使える作品です。小さな収納スペースが1箇所隠されています。シンプルに3回動きますが、難しくはありません。 創作年月 : 2008年 5月 サイズ : 95 x 95 x 140 mm 材料 : ローズウッド、けやき、レンガス、ゼブラウッド、みずき |
鉛筆立て |
RF-21-2 |
RF-21-1と基本的に同じ作品ですが、最後にもう一つ、秘密の隠しスペースを用意しました。スライドの動きの調子を維持する為に、ベースとなる板を三層構造にしました。表面を磨く時など、ローズウッド(黒)やレンガス(赤)の色がミズキ(白)に移り易く、神経を使いました。また、ゼブラウッド(縞)が加工の際に割れ易く、通常と異なる方法で加工しました。 創作年月 : 2009年1月 サイズ : 96×96×140 mm 材料 : ローズウッド、けやき、レンガス、ゼブラウッド、みずき |
どんぐり小箱 |
RF-20 |
たった1回で開く作品です。ふたがガタガタしていますが、引っ張っても回しても一向にふたは外れてくれません。2008年3月の作者と二宮との二人展で発表されましたが、展示会場では、初めてからくりに触るという初心者の方があっという間に開けたかと思えば、無数のパズルを解いてきたパズル上級者が何十分もかかるなど、来場者の笑いを呼んでいました。天板の上の「どんぐり」は本物に似せて木で作られています。以前、作者が友人の結婚の際に創作した作品を商品化したものです。 創作年月 : 2008年2月 サイズ : 54 x 54 x 70 mm 材料 : ナラ、ブビンガ、かつら、パオロッサ、えんじゅ |
どんぐり小箱 |
RF-20-2 |
「どんぐり小箱」の改訂版です。初期の「どんぐり小箱」(RF-20-1)と比べてアイディアは同じですが、ふたの開き方が少し違います。初めて遊ぶ方が、答えを探していて偶然ふたが開いた時に、誤ってふたを床に落としてしまうことが起きにくい構造となりました。(当面、RF-20-2を標準として生産します。) 創作年月 : 2008年7月 サイズ : 54 x 54 x 65 mm 材料 : ナラ、かつら、えんじゅ、他 |
すし |
RF-19 |
小田原・箱根にちなんだからくり細工を作ろうというコンセプトの元に開発された作品です。小田原は、地元の漁港で新鮮な魚が水揚げされ、海産物が美味しい地域の一つです。からくりで「お寿司」を作ろうという話は、からくり創作研究会の中でも以前から話題に上っていましたが、これまで誰も作っていませんでした。仕掛は、分かれば難しくはありません。お寿司の中の収納場所を2ヶ所見つけて下さい。お寿司の食べ方、持ち方がヒントです。(醤油皿の形など細部は少し変更します。) 創作年月 : 2008年2月 サイズ : 120 x 180 x 90 mm 材料 : いちょう、朱理桜、みずき、ブビンガ、けやき、神代桂 |
すし |
RF-19-2 |
RF-19を展示会で発表した際、お客さんから「醤油はシャリじゃなくてネタにつけるんじゃない?」「四角い醤油皿はお刺身用じゃない?」など、いろ〜んなご感想を頂きました。 RF-19-2は、それをふまえて、細部を変更した作品です。すしは日本を代表する食べ物であるということもあって、色んなルールがあるんだなぁと、「日本」を勉強してしまった次第です。 創作年月 : 2008年7月 サイズ : 120×180×90mm 材料 : いちょう、朱理桜、みずき、ブビンガ、イノミ、神代桂 |
秘密基地 |
RF-18 |
2007年のクリスマスプレゼントとして製作された作品です。こどもの頃夢中になったテレビのロボットアニメ。凶暴な敵が現れて地球の平和を脅かした時、地下に隠された秘密基地のシャッターが開いて、正義のロボットが登場します。そんなシーンを見ると、大人になった今でもワクワクするものです。今回の作品は、その「秘密基地のシャッター」のイメージを元にデザインされました。2つの収納場所を見付けて下さい。 創作年月 : 2007年11月 サイズ : 90 x 90 x 67 mm 材料 : 朱理桜、楢、ゼブラウッド、レンガス、欅、桂神代 |
秘密基地 |
RF-18-2 |
RF-18-1のリメイク版です。表面の模様を変更しました。RF-18-1は派手な色使いとしましたが、RF-18-2はしっとりとした色調のキハダの木をベースとし、幾分落ち着いた雰囲気の作品としました。ところで、今回の模様は単なるデザインではありません。寄木の線が仕掛との関連性を持っています。表面の4枚の板にそれぞれ赤い線が入っていますが、仕掛を動かすことによって、それらのバラバラの線をつなげることが出来ます。そうすると、二つ目の収納スペースを開ける事が出来るようになります。さて、どうすれば赤い線をつなげる事が出来るでしょうか?
創作 2009年2月 |
おにぎり |
RF-17 |
作者は小学生の頃、お母さんによくおにぎりをにぎってもらったそうです。「みそおにぎり」や「焼きおにぎり」が好きだったとか。みなさんは、どんなおにぎりが好きでしたか?作品の仕掛は、海苔の形をうまく利用して作られました。2つのおにぎりが互いに絡み合った動きをします。手数は数え方にもよりますが5手です。その他におまけの収納が2ヶ所あります。 創作年月 : 2007年4月 サイズ : 100 x 200 x 100 mm 材料 : ウォールナット、ベリー、みずき、いちい、神代かつら |
おにぎり |
RF-17-2 |
RF-17「おにぎり」を商品化しました。仕掛は同じです。RF-17では、「おにぎり」の下に敷いてある「竹の皮」を、薄く削った木を用いてより本物に近い厚さで表現しましたが、RF-17-2では、より強度のある数ミリ程度の厚さの木を用います。台のサイズを若干変更します。 創作年月 : 2008年4月 サイズ : 140 x 230 x 110 mm 材料 : ウォールナット、ベリー、みずき、いちい、神代かつら |
ふたをされた煙突 |
RF-16 |
2006年のクリスマスプレゼントとして製作された作品です。サンタクロースが入るレンガの煙突をイメージして作られました。しかし、煙突にはふたがされており、サンタクロースは、このままでは中に入ることが出来ません。さて、あなたなら、どうやってふたを開けますか?あれこれと触って遊んでいるうちに、ヒントが見えて来るかも知れません。色の違うレンガも、実はヒントになっています。開けた時に初めて分かりますが、「動き」のある作品に仕上がりました。 創作年月 : 2006年12月 サイズ : 84 x 84 x 84 mm 材料 : かつら、ウォールナット、ベリー、他 |
苺ショートケーキ |
RF-15 |
これまで、主にややこしい傾向の作品を作ってきた作者が、珍しく非常に素直な仕掛の作品を作りました。「バレンタインデー」という展示会のテーマに合わせて、「かわいらしい作品を目指した」そうです。うまく仕掛を動かすと、お皿からケーキを持ち上げることができます。中には小物入れのスペースがあります。デザインにあたり、作者が様々な苺ショートケーキを7、8種類も食べたのは、きっと研究熱心だったからに違いありません。品番が15(いちご)になったのも、きっと偶然に違いありません。さて、美味しそうな「苺ショートケーキ」を目の前に、みなさんはどこから食べ始めますか? 創作年月 : 2006年1月 サイズ : 140 x 150 x 95 mm 材料 : パドゥク、水木、欅、メープル、他 |
樹のある箱 |
RF-14 |
2005年のクリスマスプレゼントとして製作されました。表面には小寄木こそ貼っていませんが、外見は秘密箱のような構造をしています。天板には木の形をした飾りが付いています。動く場所を探すと、2枚の板が自由にスライドすることが分かります。とりあえず1枚を動かしますが…。これでもう、すでに間違いです。2枚の板をどう動かすかがポイントです。解答までの手数はたった4回ですが、解答にはなかなかたどり着かないでしょう。木の飾りも開け方のヒントになっています。 創作年月 : 2005年10月 サイズ : 98 x 68 x 53 mm 材料 : 胡桃、楢、アクリル板、他 |
樹のある箱 |
RF-14-2 |
2005年のクリスマスプレゼントとして製作された作品のリメイク版です。表面の材料にはしっとりとした色合いのチークが使われ、ひとまわり大きいサイズで作られました。手数は4回ですが、2枚の板を動かすのにある工夫が必要です。樹の飾りも開け方のヒントになっています。 創作年月 : 2007年9月 サイズ : 117 x 82 x 60 mm 材料 : かつら、チーク、ローズウッド、アクリル板 |
記憶の引出 |
RF-13 |
5の階乗=120パターンの動きを記憶する特殊な引出です。体積の半分以上を占める台輪には30枚の仕掛の板がぎっしりと詰まっており、引出の開け閉めと共に縦横にその配置を変えます。直前の「引出を閉める」動きを自動的に記憶し、次の「引出を開ける」動きの順番を変化させます。理論的には6種類25枚の仕掛の板が必要ですが、実際には3種類30枚を用いています。「三進法の箱」に続く本格的な“からくり尽くし“の作品です。作者が「からくり細工」を始めて以来、最も作りたいと願い続けてきた作品です。 創作年月 : 2005年4月 サイズ : 209 x 181 x 104 mm 材料 : ウォールナット、メープル、シルキーオーク、真樺、ローズウッド、アクリル
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ケージ組木 |
RF-12 |
12本の組木をベースに、12本の組子が動く組木です。箱根細工でいう「赤玉(組木)」の構造にレールをほることで、組子を6面で直交する向きに動かすことができました。直交する組子がピンと溝で影響しあいますが、パズルの上級者には、組み上げるのも難しくはないでしょう。ピンを用いているので、純粋な組木とは言えないかも知れません。こうした構造は、他の作品にも応用できると思います。 創作年月 : 2004年7月 サイズ : 127 x 127 x 127 mm 材料 : メープル、けやき、朴、レンガス |
裏秘密箱3(かつら、小寄木) |
RF-11 | 裏秘密箱シリーズの第3作です。 裏シリーズの、とりあえずの区切りと思っています。 別名を「本当の裏秘密箱」と言います。 表面には寄木などの装飾が見当たりません。 逆にいつもは中に押している焼印が表面に…。 なぜって?それは開けてのお楽しみ。 裏秘密箱1、2と同様に2つの空間がありますが、1つ目は簡単に開けられます。 しかし、手数は全部で21手にもなります。 伝統的な秘密箱の仕掛が持つ主要な要素の殆どを、その「裏」に応用した構造となっています。 創作年月 2002年7月 サイズ 150×100×80 mm 材料:かつら、他 寄木 小寄木(こよせぎ) |
裏秘密箱3(ウォールナット、黄色の青海波) |
RF-11-2 | 裏秘密箱3の色違いです。仕掛けは同じです。 材料のウォールナットはかつらよりも比重が大きいため、重さを感じます。 裏秘密箱3(かつら)の発表から時間が経ったので、HPでも説明しますが、 裏秘密箱3は、実は箱の内側に寄木が貼ってあり、仕掛けだけでなく、 模様の点でも「裏返しの」秘密箱となっています。 裏秘密箱3(かつら)の内側には、スタンダードな秘密箱でイメージされる「小寄木(こよせぎ)」を用いており、裏秘密箱3(ウォールナット)の内側には、「青海波(せいかいは)または単に波(なみ)」と呼ばれる寄木を用いています。 名前は「青海波」ですが、黄色をしています。 落ち着いた色のウォールナットとの対比で黄色が映えています。 創作年月 2002年7月 サイズ 150×100×80 mm |
パイナップルの秘密箱(ツイスト、黒色) |
RF-10 | 黄色い方と同じく、18の面が動き33回で開く秘密箱です。 形が似ていますが、よく見ると別の形をしており、もちろん動きも違います。 赤道状に並ぶ8枚の板に対して、片方の半球の5枚が、ひねったように配置されています。 そのため、サブからメインに対する邪魔の位置がずれています。 黄色い方とは異なり、この位置のずれが、開け方を複雑にしています。 非売品 創作年月 2002年7月 サイズ 160×160×160 mm 材料:かつら、ウェンジ、けやき、他 |
パイナップルの秘密箱 (ひねり, 黒色)
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RF-10-2 |
RF-10の「パイナップルの秘密箱(ツイスト、黒色)」が商品化されました。
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パイナップルの秘密箱(ノーマル、黄色) |
RF-9-2 |
RF-9の「パイナップルの秘密箱(ノーマル、黄色)」が商品化されました。18の面が動き、30回以上の手数がかかる秘密箱です。(詳しくはRF-9の解説をご覧下さい。)仕掛の精度を上げる為に様々な改良がなされました。本体はひとまわり小さくなりました。時間的な問題から、RF-9では作られなかった葉の部分も作られ、パイナップルらしい形となりました。 創作年月 : 2006年12月 サイズ : 145 x 145 x 250 mm 材料 : ウォールナット、けやき、きはだ |
パイナップルの秘密箱(ノーマル、黄色) |
RF-9 | 18の面が動き33回で開く秘密箱です。 赤道状に並ぶ8枚の板がメインの仕掛けをなし、 左右に半球状に並ぶ各5枚計10枚の板がサブの仕掛けをなしています。 メインの仕掛けは全体として4回秘密箱のような動きをします。 ところが、それをサブの仕掛けが各4箇所計8箇所から邪魔します。 サブの仕掛けも、それを構成する5枚が互いに絡み合っています。 更に、サブからメインへの関与は左右でタイミングがずれています。 このことが、開け方を複雑にしています。 非売品 創作年月 2002年7月 サイズ 160×160×160 mm 材料:かつら、ウェンジ、けやき |
裏秘密箱2(黄) |
RF-8-1 | 裏秘密箱シリーズの第2作です。中には2つの部屋があり、1部屋目は簡単に開きます。しかし、2部屋目を開けるまでには10回の手数がかかり、ちょっと戸惑うはずです。表と”裏”が絡み合った動きをします。構造的には、伝統的な秘密箱の「かんぬき」という仕掛けの”裏”への応用が特徴です。黄と赤の違いは寄木のみです。 創作年月 2002年6月 サイズ 120 x 84 x 64 mm 材料 ウォールナット、かつら、他 |
裏秘密箱2(赤) |
RF-8-2 | |
シマウマの憂鬱 |
RF-7 | シマウマの夢のパズルバージョンです。同じく12の面が動きますが、間違って動かすと逆に鍵がかかる面もあり、なかなかゴールできません。 非売品 創作年月 2001年8月 サイズ 120x120x120mm 材料 サクラ、シナ、その他 |
裏秘密箱1 |
RF-6 | 6回で開きます。これまでの秘密箱は、当たり前ながら外側の板が動きました。その”裏”である新しいタイプの秘密箱です。 創作年月 2001年8月 サイズ 88x88x88mm 材料 朴、ウオールナット、シナ |
裏秘密箱1 |
RF-6-2 |
仕掛はRF-6と同じです。外観や構造の寸法を変更しました。強度を上げることを考えてデザインしたため、開けてみると、従来のものよりしっかりとした印象があります。 創作年月 : 2001年8月(2005年8月) サイズ : 108 x 84 x 72 mm 材料 : 朴、メープル、パドゥク、神代桂 |
横ずれ4段抽斗 |
RF-5 | 最初、抽斗は1つも開きませんが、4つある抽斗を横にずらすことができます。うまくずらすと鍵が解除されます。 非売品 創作年月 2001年8月 サイズ 190x170x200mm 材料 ナラ、その他 |
三進法の箱 |
RF-4 | 二進法の箱であるCUBIの発展版であり、三進法の動きをしす。324回目に開けることができますが、閉めるのに再び324回(世界記録)かかります。少々、根気がいるかもしれません。英語名はアメリカのスティーブ・バーネットさんが名付けてくれました。 創作年月 2000年12月 サイズ : 131x131x131 mm 材料 : 桜、ウオールナット、その他 |
3進法の箱 |
RF-4-2 | 3進法の箱のリメイクです。同じく「3進法」の動きをしますが、開く板の順番を変えました。模様を新しくして6面の区別を無くした為、より迷い易くなった筈です。ある展示会後、箱を開けると中から名刺が出てきました。「俺は開けたぞ!」という意思表示なんですね。さて、今回は中に「おめでとう」と書いた紙を入れました。さて、その文字は何色でしょうか?(おっと、賞品はありませんよ!) 創作年月 2002年5月 サイズ 131 x 131 x 131 mm 材料 ウオールナット、朱理桜、その他 |
3進法の箱 |
RF-4-3 |
3進法の箱のリメイク版です。324回の手数が必要です。仕掛の動きはRF-4-2と同じです。中に入れた紙の「おめでとう」の文字は、今度は何色でしょう? 創作年月 2007年8月 サイズ 131 x 131 x 131 mm 材料 朱理桜、ウォールナット、他 |
3進法の箱 |
RF-4-4 |
3進法の箱のリメイク版です。ある常連のお客さんから「三百回も動かすと、それだけで疲れてしまう!」という悲鳴にも似た訴えがありました(笑)。なるほどと思い、今回は、幾分緩めの調整を試みました。ところであの有名なルービックキューブは、解く速さを競う「スピードキュービング」が盛んだそうです。世界レベルになると平均十秒くらいで解いてしまう。いやはや、信じ難いスピードです。さて、作者はこれを「三進法の箱」で挑戦することがあります。ここで、緩めの調整が役に立ちます。2009年2月現在までのところ、作者の記録は43秒です。まだ、競技者人口は一人のようですが。みなさん、挑戦あれ!
創作年月 2009年1月 |
3進法の箱 |
RF-4-5 |
3進法の箱のリメイク版です。RF-4-4、RF-4-5、RF-4-6は、構造は同じで表面の材料のみが異なります。RF-4-1は、1番と2番、2番と3番、…5番と6番が、それぞれ隣り合っています。RF-4-2、RF-4-3は、1番と2番、3番と4番、5番と6番が、それぞれ反対側にあります。RF-4-4、RF-4-5、RF-4-6はRF-4-1と同じタイプです。RF-1のような配列を、亀井の「M-1-1 展開型」の配列から「展開型タイプ」と呼んでいます。1番から、上面、正面、左面、下面、後面、右面の順に配置されています。一方、RF-4-2のような配列を、同じく亀井の「M-11-2 CUBI(バイパス)」の配列から「バイパスタイプ」と呼んでいます。1番から、上面、下面、正面、後面、左面、右面の順に配置されています。
創作年月 2009年1月 |
3進法の箱 |
RF-4-6 |
3進法の箱のリメイク版です。RF-4-4、RF-4-5、RF-4-6は、構造は同じで表面の材料のみが異なります。RF-4-1は、1番と2番、2番と3番、…5番と6番が、それぞれ隣り合っています。RF-4-2、RF-4-3は、1番と2番、3番と4番、5番と6番が、それぞれ反対側にあります。RF-4-4、RF-4-5、RF-4-6はRF-4-1と同じタイプです。RF-1のような配列を、亀井の「M-1-1 展開型」の配列から「展開型タイプ」と呼んでいます。1番から、上面、正面、左面、下面、後面、右面の順に配置されています。一方、RF-4-2のような配列を、同じく亀井の「M-11-2 CUBI(バイパス)」の配列から「バイパスタイプ」と呼んでいます。1番から、上面、下面、正面、後面、左面、右面の順に配置されています。
創作年月 2009年1月 |
井桁組木 |
RF-3-1 | 組木です。42のパーツを上手に組み上げて下さい。 創作年月 2000年8月 サイズ : 112x112x112 mm 材料 : レンガス、ナラ |
井桁組木(虫食いあり) |
RF-3-2 | 組木です。42のパーツを上手に組み上げて下さい。 (RF−3−1と同じ作品です。材料に虫食いがあります。) 創作年月 2000年8月 サイズ : 112x112x112 mm 材料 : レンガス(虫食い)、ナラ |
シマウマの夢 |
RF-2-1 | 中の構造とからくりは「菱形12面体の箱」と同じです。表面のデザインを大幅に変えました。これによって、より変化のある表現をすることができたと思います。(材料とデザインは変更することもあります。) 創作年月 2000年3月 サイズ 120*120*120 mm 材料 サクラ、桂、桂神代 |
シマウマの夢 |
RF-2-2 | 創作年月 2000年5月 サイズ 120*120*120 mm 材料 サクラ、桂、ウォールナット |
シマウマの夢 |
RF-2-3 | 創作年月 2000年5月 サイズ 120*120*120 mm 材料 サクラ、桂、ウェンジ |
シマウマの夢 |
RF-2-4 | 創作年月 2000年5月 サイズ 120*120*120 mm 材料 サクラ、桂、パープルハート |
シマウマの夢 |
RF-2-5 | 創作年月 2000年5月 サイズ 120*120*120 mm 材料 サクラ、桂、カリン |
菱形12面体の箱 |
RF-1 | この箱は12の面を持っています。どの面も同じ形・同じ模様をしていますが、1枚は蓋になっていて取り外すことができます。でも、ただでは開けることができません。11の面を次々と順番に動かしていって、12回目にやっと最後の蓋を開けることができます。動きはシンプルで、難しくはありません。変わった形の箱を作りたいと思ってデザインしました。 創作年月 2000年3月 サイズ 95*95*125 mm 材料 サクラ、ウォールナット、 ナラ、パープルハート |
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